| 暗がりにスティングレイ
午後9時、Langoyの川原に戻り、長山さんとRenaに向かう。川原に出来た水路は昼間とは比べ物にならない程小さく穏やかになり、簡単に渡る事が出来た。Renaに着き、早めのテンポで2流しするが何も無い。上流のLangoyを見ると先ほどまでいた釣り人がいなくなっていたので、Langoyに戻る事にした。
暗くなってきたので、フライは再びスティングレイを結び、ラインはインターミディエイト。プールの最初からじっくりと流し始める。流れは穏やかになり、流芯付近の流れに魚が付いていそうだったので、フライを流芯まで投げては念入りにスイングさせる動作を繰り返した。プールの中程、丁度、川原がやや突き出て、流れにヨレが出ている部分に差し掛かった時、流芯でこれまでに無い激しいショックと共にフライが引っ手繰られ、サーモンIIの逆転音が暗くなった川原に鳴り響いたのだった!
自分でも驚くほど冷静にサーモンをフッキングできた。それと同時に魚がジャンプし、水柱が上がった。
魚は流芯から離れない。ロッドを思い切り煽ってもびくともしない。魚は流芯で動かないのと、一気に数十メートル走るのを繰り返し、私はそれを追いかけるように川原を駆け下りる。15分程度経っただろうか、ランディングを目論んでいた地点の遥か下で魚を岸にずり上げにかかった。ロッドは満月だ。最後は水際まで魚が来たところで走り寄り、尾鰭の付け根を持って川原に引きずり上げた。
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