| 17フィートでハイバンクを攻略
徹夜で高速を飛ばしてたどり着いた釣り場はもうすっかり夜も明けていた。久しぶりの九頭竜川は前来たときよりも水が多いようだった。今日は、2本目の17フィ−トとチェリ−サ−モンのデビュ−戦だ!
そこは急流が大きな岩にぶつかり流心が2つに分かれ、その間に広い緩流帯を形成していた、しかもバックはハイバンクとなっていた。まずは大岩前に狙いをつけたが反応なし。次は流心が2つに分かれているところを攻めようと思ったが、さらに後ろは高くなり、流れも急でウェ−ディングできない。しかしここで絶対サクラマスは休息しているはずという確信めいたものがなぜかあった。ミスキャストは許されない。一発勝負だ! 深呼吸し、キャスティングのプレッシャ−を静め、プレゼンテ−ションからどう流すかイメ−ジした。
しかし、普通のキャスティングではオ−バ−タ−ンで後ろを釣ってしまう、特にピックアップ時によく引っかかっていた記憶が思い出される。さらに手前の流れが幅広いためヘッドが少しでも流れに懸かるとフライに強烈なドラグがかかりポイントをだめにしてしまう。その為、ラインは全て向こう側の流れに落とし、着水時にはフラットビ−ムを空中に保持する必要があった。ラインはタイプIII 12メートル。足元はブッシュだったのでフラットビ−ムが絡まないように右足首だけ水につけた。
|