| ドライフライで狙う尺ヤマメ
フライを始めて3シーズン目。今年こそは尺二寸と思っていたのだが・・。
今期も師匠・鷹屋敷富士夫とのスパルタ釣行のおかげで、釣りのスピードは以前とはうって変わって速くなった。一日2〜3キロは当たり前のように渓を釣り歩く。ドライフライに出てくる九寸オーバーの数も昨年までとは比べようもないくらい増えた。
7月15日、師匠と二人で初めての渓に入る。雨による増水が収まってちょうど平水に戻りつつある状態なので、魚の反応は良好。二人ともパイロットフライにワイルドキャナリィ10番を結ぶ。
師匠の前を行かせてもらった時に、開けた長い深瀬にあたる。昼には少々早い時刻。瀬尻から流れ込みまでおよそ15ヤードか。静かな流れに、瀬尻から少し下がったポジションに立ち、流れの頭にフライを投じる。流心に乗ったフライは淵の中程まで何の反応もなく流れきろうとしている。「居ないのかな?」と思った瞬間に大きな影が翻った。
「食いついた!」良いサイズを確信し、ヤマメに遊ばせる暇を与えぬよう、素早くラインを手繰る。自らも水へ入り、ネットへと導く。あっという間のランディングであった。
昨年とは違い、良いサイズを見慣れてきたせいか、ヤマメの大きさも冷静に判断できるようになった。源流ヤマメのスリムな魚体に「尺あるかな?」と感じたが、野性的な厳つい顔つきに尺を確信。
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