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2001年のシーズン、最良でもあり最悪でもありました。
あの日、目ざとく見つけたポイントでの出来事は、マスターズ鷹屋敷富士夫氏にして「今日は釣れない日だと思ってた。一生に、あるかないかのチャンスだよっ!! 呼んでくれよぉ〜っ!!」と言わしめてしまいました。当日会うことはなかったのですが、彼も同じ川に来ていたのでした。
1ヒット目 釣り始めて早々の当たりに、びっくり仰天。「うわぁ!」と叫んだかも。大合わせをくれられた鱒は、半身を見せ戻っていった。もう、ドキドキ。心の準備ができていなかった。
2ヒット目 バラして直ぐの投げ直しで、「うそ! これは現実? え? 何? えっ? 」ドンと当たり、ジィージィーと出て行くフラットビームに戸惑い、むんずと掴み止めてしまった。心の整理ができていなかった。
夢の中から覚めようと、仕切り直しにタバコを。これがまた指が震えて、火をなかなかつけられなかった。一服して、3度目の正直っていうじゃないと思っていたのだが・・・
3ヒット目 「良しよし、まだいる。まだいるぞ!」「そこで当たる!?」とそのとおりに。「バラしちゃうよ、きっと。どうしよう・・」足元まで魚のほうから寄ってきたのに何もできなかった。3度目の正直を釣り上げる自信がなかった。
それでも、目の前の現実(鱒がいるということ!)をなんとかしたい。こんなことは滅多にないと、フックやティペットをやっと点検。ここで我に返ったのか?
4ヒット目 「よ〜し、やっぱりきた。慎重に慎重に・・・あっ!」流れにのって下る鱒にあわせられず。サミング失敗。かなり落ち着いてきたが、根性(?)が足りなかった。
5ヒット目 「絶対捕ってやる」と根性。慎重さも何もない。ただ、釣り上げるだけだった。自分のほうにのぼって来た鱒のサイドに回りこみ、強引に岸にずり上げた。1612Dの半分ほどの距離を駆け寄って、さらに岸のほうへ。逃げようとする鱒を無下に押さえつけることもしないで、しばらく眺めていた。
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