| グッドファイター いよいよ核心部を釣る事になったが、これから下は水深があり立ち込むことが出来ない。そこで、ワンキャスト毎に1メートルずつラインを伸ばして行く事にした。1投目、2投目とフライが何事も無く核心部を通過していった。そして下流対岸に向けての3投目、フライが核心部を横切り始めた時、鋭いアタリと共にロッドはバットから絞り込まれ、67が悲鳴を上げた。
『狙いどおり!』釣り始めてからおそらく20分程であった。体勢を立て直しロッドを水平にして対処するが、魚は流れに乗って一気に下流へと突っ走る。ラインがどんどんリールから引き出され、遂に下巻きのフラットビームまでも出ていってしまった。かなりのサイズである。
これ以上走られたら勝ち目は無いと思い、私はリールに強くテンションをかけ必死にこらえた。すると下流30ヤード付近で水飛沫が上がり、魚の位置が確認できた。幸い大きな障害物が無かったので、そこからは強引にポンピングを繰り返してリールを巻き込んだ。魚は最後まで激しく抵抗を見せたが、何とか中洲にずり上げ、ランディング成功!
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