ブリッジプール!
ビートR、A、B、Cと、何も起こらなかった。自分なりの方法で挑んでみたがノーフィッシュだった。他のグループの人たちも、顔を横に振るだけだった。
そしてビートD。みんなが気合いを入れるブリッジプールだ。レンタカーのインプレッサでブリッジを渡り、3から2速へとシフトダウン。サイドを引き、カウンターをあて、180度スピンターン!
路面が濡れているせいか、うまく決まった。そう、待ちに待った雨が降ったのだ。プールには誰もいない。そして密かに、このブリッジプールから釣り方を変えようと思っていた。沢田さんから聞いた「セオリー通りには行かなかった。」ということを、私なりに実行しようと・・・。川に入る頃には、既に雨は止み、太陽が顔を出していた。そしてこの水の色では使いそうにない、真っ赤なフライを結んでプールを下った。
すべての動作を通して、セオリーとは全く逆のことをしながら、あと数投でこのプールも終わりという開きで、小さな当たりがあった。半信半疑で動作を止める。リールが逆転する。ロッドを倒し、フッキングを完了する。ここからが問題だ。かけた場所は開き。下のプールまで長い激流が続く。ここで何回も観た「パワーウェットフライフィッシング」のビデオを思い出す。中でもパート8のファイティングテクニックだ。なるべく魚と平行にラインを保ち、上流へ誘導していく。すると魚はおとなしくついてくる。中程まできたらサイドからプレッシャーをかけてファイト開始!
7〜8分で人生初のアトランティックサーモンをキャッチする。81cm、4kgだった。F氏に電話をかけ、報告する。NFCのロッジに向かい、ある事を忘れていたことに気づく。そう、写真を撮りわすれていたのだ。この後、F氏がブリッジプールに挑み、同サイズのサーモンをキャッチし、記念撮影をした。ホテルに戻り、ディナーに向かうと、各国の人たちから祝福を受け、少々照れくさかった。
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