Mary Anne's School Report



「第1回 パワーウェット・フライフィッシング・スクール」報告

連休明けの5月12日、予告通り利根川河川敷でオーナーズミーティングの第1回「パワーウェット・フライフィッシングスクール」が開催されました。当日は天候にも恵まれ、午前中の講義とデモ、午後のキャスティングクリニックと、目一杯のプログラムをすべて終了することができました。

さて、沢田賢一郎による公式のフライフィッシングスクールはかれこれ十数年ぶりのことです。開催にあたっては色々と未知数の部分が多かったものの、参加した方々のレベルの高さには目を見張るものがありました。パワーウェットに限らず、多くの大物を釣り上げた経験、バラした経験の持ち主ばかりで、さらに元全日本キャスティングチャンピオンやトロフィークラブの常連、グランプリフライドレッサー、元全米バスプロ(!)、女性フライフィッシャーマン等々、実に多彩な顔ぶれでした。




午前中は沢田賢一郎によるパワーウェットの基本からフッキングに至るまでのデモを交えての講義が行われました。パワーウェットの基本テクニックは大部分の方々がマスターされており、皆さんの関心事は「フライをパーフェクトに流すには」「フッキングを成功させるには」「どうすればバレないか」といった、より魚に近い部分での問題解決だったようです。テーマがフッキングに移った時、実際にラインを引っ張って、沢田賢一郎がサーモンフィッシングで設定しているリールのドラッグ調整を実感していただきましたが、多くの人がその「滑らかさ」に驚かれたのではないでしょうか。

午後のキャスティングクリニックはパワーウェット・フライキャスティングということで、シューティングヘッドによる遠投を中心に行われました。今回は、遠投した上でフライを理想的な状態で着水させることを目指します。皆さん一人一人のキャスティングフォームをビデオカメラで撮影させていただきました。バックキャストとシュートの瞬間を並べてご覧にいれますので、ご自分のフォームの改善やイメージトレーニングにお役立て下さい。

KSフライロッドには、「長時間楽に釣り続けるためのロッドを」という基本的な設計思想があります。当日気がついたのは、やはり多くの方々の「力の入れすぎ」でしょうか。尤も、ビデオカメラを向けた瞬間にさらに力が入ってしまった方もあったようですが。




今回は十数年ぶりのスクールで、しかも利根川という広大な川の河川敷で集合解散という、初めての試みでした。大増水や強風、大雨など考えられる最悪の事態に至らず、第1回のスクールを無事終了することができました。利根川の水位や週間天気予報を事前にお知らせ下さった方々、またスクールの開催はインターネットでのみ発表させていただきましたが、パソコンをお持ちでないご友人に知らせて下さった方々、スクールに参加された全ての方々に深く御礼申し上げます。

ところで、今回は場所柄、室内での講義を設定いたしませんでしたが、次回の「ウェットフライ&イブニングライズ」のスクールでは場所を設けて講義と質疑応答も予定しています。日頃の釣りの「何故」を解決にいらして下さい。

Mary Anne

特集:バックキャストとシュートの瞬間

写真は順不同。最後のバックキャストからシューティングに入る正にその瞬間と、シュートした瞬間の2カットを並べてあります。プライバシーを考慮して、参加者のお名前は掲載しておりません。ご自分の写真をその日の服装やフォームなどからご判断下さい。