'10  今日は「ハヤの日」 ヤマメ 35cm!
人見 倫央 (ひとみのりお) 栃木県在住  Norio Hitomi in Tochigi 【Japan】
フライフィッシング歴18年
「ハヤの日」のフィナーレは本命のヤマメ35cm。ちょっと強引なファイトだったが、無事ランディング成功。
| MY TROPHY | MY RECORD | 
|---|
| 魚種 Species | ヤマメ Yamame Trout | 
| 体長 Length | 35cm | 
| 体重 Weight | 計測せず | 
| フライ Fly & Hook Size | ピーコック クィーン 6番 
 | 
| ロッド Rod | KS SD BLACK RANGER | 
| リール Reel | KS THE HONEYCOMB 56 Silver | 
| 釣った日 Date of Catch | 2010/06/09 | 
| 釣った場所 Place of Catch | 本流 | 
IMPRESSIONS
ある夕暮れ、いつもの水辺、いつもの気分、「この気分。」
底抜けに楽しく、嬉しく、充実した気分になれる。
釣りに行くからには釣果があるに超したことはないが、束釣りが期待できる訳もなし、目的でもない。気持ちの釣果は魚のみにあらず。(魚釣りをしているのに・・・)
この日も陽が落ちる寸前の、どこか愁いを感じさせるやさしい風につつまれ、準備を終え、川原に降りた。水辺に立てば、「愁いを感じさせるやさしい風」は釣人のテンションを上げる「気持ちの追い風」となる。
しかし、日の暮れたプールから上がってくるのはフライをバッサリと飲み込んだハヤばかり。時折、尺クラスも顔を出し「ドキッ」とするが、引きが早々に弱くなるので、すぐにそれと判る。
今日は「ハヤの日」だな・・、などと思いながらも、いつ現れるか知れないターゲットを見据えて、フライとリーダーのチェックは欠かさない。
「けれど、今日はハヤしか釣れそうもないなー」
すると突然、フッキングした途端に水柱を立てて抵抗を始めた魚を掛けた。走った距離は短かったが、引きの重量感はなかなかのものだ。
「ハヤの日」のラストは特大のハヤかな?などと言いながら、最後まで抵抗を続ける魚を取り込もうとしたとき、ターゲットを確認。そのままネットへ・・・。
この日は「ハヤの日」だっただけに、少しファイトが強気すぎたかな?と思えた。が、後から考えれば、突然この魚をフッキングしていたら、ファイトの面持ちが違っていたかも知れない。とすると結果も変わっていたのか・・。そう思うと・・・たまの「ハヤの日」も悪くないかも!?