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'00  北の原生林に棲む アメマス 60cm!
田中 勉 (たなかつとむ) 北海道在住  Tsutomu Tanaka in Hokkaido 【Japan】
フライフィッシング歴12年
Tsutomu Tanaka See Run Char
MY TROPHY | MY RECORD
魚種 Species アメマス See Run Char
体長 Length 60cm
体重 Weight 計測せず
フライ Fly & Hook Size BSP on SL4 #2
ロッド Rod KS SD BLACK RANGER
リール Reel KS SU 67 Green
釣った日 Date of Catch 2000/09/17 午前9時頃
釣った場所 Place of Catch 秘密
IMPRESSIONS

目の前にトロフィー、背後にヒグマ!

BSP on SL4 Single Bartleet #2
Body: Red Salmo-Web
Rib: Oval silver tinsel
Hackle: Heron black and guinea fowl natural
Side: Jungle cock
ここは大自然が未だ多く残された北海道特有の河川で、流れは深い森の中を音もなく不気味に蛇行し、水の中は無数の根が張り巡らされ、しかも辺り一帯は巨大なヒグマ危険地帯という最高の(?)環境であり、まさに目の前はワクワク、背後はゾクゾクである。

この日も、フローティングラインに8フィートほどにカットした-2Xのリーダー、そして大きなフックに小さく巻いたフライをその先に結ぶ。一見強引なラインシステムに思われるかもしれない。しかし、そうしなければ運良く魚を掛けても、絶対に上げられないサイズが生息しているのである。

複雑な根の下にフライを吸い込ませ、ロッドアクションで食い気を誘う。ラインが止まり、餌を食いちぎろうとするような、大物独特の感触が僅かに伝わる。はやる気持ちを抑えて、根掛かりを放置するようなつもりで、下流にラインが流れきるまで待つ。

ゆっくりロッドを起こして軽くフッキングさせ、魚が走り出す前に一気に根の上に引き抜く。そうしておいてからファイトに持ち込む。勝負はまさにこのとき、決まる。また、アメマスと言えど、大型になるとその引きは強烈で、トローリングの仕掛けに掛かったサメの様に、口から小魚を吐き出しながら、狂ったようにローリングするものまでいる。

今回手にした魚は、過去のトロフィー達と比べると中型の部類に入るサイズであるが、6番ロッドで釣り上げた中では一番大きなサイズであり、別の角度からCAPRASの良さを新たに知る上で、大変良い思い出になった。

キャスティング・ドレッシング・さらにフィッシングにおいても、万人以上に抜きん出る達人から生まれたロッドに出会えたことに、心から幸福と感謝の意を込めて、これからも拘りのある道楽を継続し、この秀作に見合った釣り人を目指して行きたい。