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'05  2005年グランドスラム達成!-- その3 スティールヘッド 34inch!
関塚 哲也 (せきづかてつや) 栃木県在住  Tetsuya Sekizuka in Tochigi 【Japan】
フライフィッシング歴12年 / サクラマス歴9年 / サーモンフィッシング歴2年
Tetsuya Sekizuka Steelhead Trout
MY TROPHY | MY RECORD
魚種 Species スティールヘッド Steelhead Trout
体長 Length 34inch
体重 Weight 計測せず
フライ Fly & Hook Size General Practitioner on PT 1“ with #4 single hook according to regulation
ロッド Rod KS SS 1612D Limited HARD ACTION
リール Reel KS SU Salmon II
釣った日 Date of Catch 2005/11/16 午前11頃
釣った場所 Place of Catch Thompson River in Canada
IMPRESSIONS

いつかは釣ってみたい・・・あのウチワのような尾鰭とプロポーション!
そしてダイナマイトと呼ばれるようなすごい引き!

あのパワーウェットの本を見るたびにそう思っていた。そして、そんな私にもチャンスがやってきた。11月10日に日本を発ち、バンクーバへ。約1週間、憧れのトンプソンで釣りをする事になった。

現地に着くと、連休という事で道路は大渋滞、約5時間かけてスペンシスブリッジという、地図にものっていないほどの小さな町に着いた。

気温は日中で10℃、夜は−3℃くらいである。膨大なポイントを一通りやり、レインボーや小さなスチールは釣れるが、いまひとつ。自分の釣り方が合ってないことを思い知らされた。そして良い結果が出ないまま最終日、グレーブヤードというポイントに入った。帰りのフライトの都合により、昼までしか釣りができないので、このポイントが最後となる。

そして終わりに近いポイントのヒラキに来たとき、いきなりひったくられた。あっという間に走って行く。全然止まらない。今までの私の経験にはない、すごい引きで、思わず「止まってくれ!」と祈るほどであった。数十分のやりとりで、魚を岸際へ寄せテールランドし、キャッチすることができた!

とにかく、すぐにリリースすることが鉄則で、写真を撮る間もなく、幸い現場にいた人にこの一枚を撮ってもらうことができた。

今回、このスティールヘッドの釣りで、自身の釣りの世界の狭さ、懐が浅いことがよく解った。もっと柔軟に、また、型にはめずに釣りを楽しみたい・・・そう思えた。

また現地でいろいろとお世話になった、Matt氏、Dana氏、Tyler氏、ヒルトップのクレージーな皆さん、急遽、九頭竜鱒連合47年会発足でご一緒していただいたIchi氏、サーモンフィッシングをいろいろと教えて下さり、また何から何まで面倒をみて下さった、Dera先生にこの場をかりて御礼申し上げます。

次に来るときは、あのSFシリーズ最強ロッドを持ってグリーンバックの超大物とやり取りをしたいと思っている。これで私の2005年の報告を終わります。目標であった三大サーモンを釣ることができました! 本当に感謝です!