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'11  1年ぶりの再会 サクラマス 64cm!
長谷川 俊哉 (はせがわとしや) 神奈川県在住  Toshiya Hasegawa in Kanagawa 【Japan】
フライフィッシング歴22年 / サクラマス歴7年 / 大物歴:10年〜
Toshiya Hasegawa Cherry Salmon
狙い通り、コティンガに食いついたフレッシュ・チェリー・サーモン64cm。一年ぶりの嬉しい再会。
MY TROPHY | MY RECORD
魚種 Species サクラマス Cherry Salmon
体長 Length 64cm
体重 Weight 計測せず
フライ Fly & Hook Size
ロッド Rod KS SS 1612D Limited HARD ACTION
リール Reel SU SALMON II Burgundy (SUSSEX LOGO)
フライライン Fly Line DST-12-S Type II
Super-Tech Leader 12ft -2X
釣った日 Date of Catch 2011/03/28
釣った場所 Place of Catch 九頭竜川 The RIver KUZURYU
IMPRESSIONS

3月11日に東北から関東地方を襲った【東北地方太平洋沖地震】。

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被災された地域の方々には本当に掛ける言葉すら思い浮かばない。直接の被害が無かった地元でもガソリンや食料品が不足する状態だった。
 
そんな状況下で「趣味やレジャーに時間とお金を費やすなんて・・・?」そう思っている方も多いのではないだろうか?

「自粛」ついては当然色んな意見があると思う。だからここではそれについて語るのは止めておく。

震災の影響で仕事の出来ない日があった。迷いはしたが、「ここで行かなければ今年のサクラマス釣りは無いだろう?」そう思い、車を九頭竜川へと走らせた。高速道路ですれ違う消防車や機動隊の車の多さに震災が夢ではなく現実の出来事なのだと実感させられた。
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1年ぶりの九頭竜川は幾らか節電しているのか、夜の町が少し暗く感じた以外は何も変わっていなかった。ここには【当たり前の日常】があった。

到着後に気になるのは水位だが、前日からの水落ち具合が早い。Mid Waterを通り越してLow Waterといった感じだ。水温は5℃を僅かに切っている。多分雪代も入っていると思うが、色も殆んど付いていない。

これではサクラマスも相当神経質になっているはず。そう思い、ボックスからチョイスしたのはプラスチックチューブのスモールに巻いた35mmのコティンガ。それにST1の#8をセミフリーフックでセット。

朝イチは軽いフライに軽いフックで静かに丁寧に釣る事にした。プールの核心部は水位が低いので、いつもより頭寄りになっている。水面に注意を払いながら「そろそろか?」と思われる辺りで、スイング中のコティンガが捉えられた!
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落ち着きのない動きをする魚だ。フッキングのタイミングを伺うが、なかなか走らない。辛抱強く待っていると漸く走り出した。頃合いをみてSalmon Ⅱのスプールを押さえ、ロッドを絞り込む。

ブレーキは弱めにしているが、それにしても随分とラインを引き出していく。途中では何回かの激しいヘッドシェイク。これを何とかいなして寄せても、なかなか横を向かず、ランディングも2度ほど抵抗された。

途中でフックを飲み込んでいるのが見て取れたので、3度目に少々強引に岸に擦り上げた。

それは丁度1年ぶりの再会となった。

フッキングを確認しようとしたが、ちょっとやそっとでは見えないほど喉の奥深くに仕舞われていた。キャスティング中のトラブルも無く、フッキング後はフリーフックになるこのシステム。ほぼ完璧と言えるのではないかと思う。

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最後に・・・、今回の釣行には多少の罪悪感もあった。しかし、こんな時にこそ、内向き思考になってはいけないとも思った。これを読んで「自分も行ってみるかな?」と思ってくれたら幸いだ。

『がんばろう!日本』
釣った日の天候 Weather of the day: 晴れ

水温・水温の変化など Water Temperature: 5.0℃

水量・水量の変化など The Volume of Water: Low Water