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'13  2013 First Fish アメマス 60cm!
塩谷 英隆 (しおやひでたか) 北海道在住  Hidetaka Shioya in Hokkaido 【Japan】
フライフィッシング歴17年 / 本流歴 13年
Hidetaka Shioya Sea Run Char
厳寒の北海道で、2013年ファーストフィッシュをキャッチ。グッドコンディションのアメマス60cm。
MY TROPHY | MY RECORD
魚種 Species アメマス Sea Run Char
体長 Length 60cm
体重 Weight 計測せず
ロッド Rod KS SW 1511L
リール Reel SU SALMON I Limited NEPTUNE
釣った日 Date of Catch 2013/01
釣った場所 Place of Catch 北海道の本流
KILLER TROPHY FLY

FIRE ARROW

Hook: SL4 Single Bartleet

Dresser: Hidetaka Shioya

Originator: Hidetaka Shioya

Pattern List:
Body: GOLD FLAT TINSEL
Ribs: GOLD OVAL TINSEL
Wings: ARCTIC FOX(Dyed Orange), PEARL META FLASH, AMHERST PHEASANT CENTER TAIL(Dyed Red) and PEACOCK HERL
Sides: GOLDEN PHEASANT RED BREST
Eyes: JUNGLE COOK

Shooting Rodで大鱒に放ち、その口角を射抜く事を目指してます。

IMPRESSIONS

暖冬傾向という長期予報は見事に外れ、

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2013年の初釣行は、吹雪に見舞われ、短時間で退散。そして運良く最高気温が0℃と予報のこの日、再度本流へ。

開始早々にガイドは凍りつくが、これは厳冬期の釣りでは避けては通れない。

以前はガイドが凍ると釣りにならないのは仕方のない事だと思っていた。が、実は釣りにならない原因は、ピッアップのまずさと、多すぎるフォルスキャストであったのだ。

氷点下の屋外で濡れタオルを振り回すとすぐに凍ってしまうのと同じ原理だから、フォルスキャストは極力1回のみでシュートするようにしている。

どれだけマイナス気温になっても通用するという訳ではないが、釣りをしていられる寒さであれば、ほぼ大丈夫である。
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フォルスキャストについては本サイトの「タックルインプレッション」で、平野氏によるローウォーター& SS 1712D-Hの項で拝見し、「これは絶対にマスターしなくては」と思い、練習し、このような場面でも非常に役立っている。

また、今回使用したSW 1511Lはバットパワーによりヘッドを直接ピックアップする事が容易で、より短時間でのシュートが可能だ。

そして、待望の当たりは正午過ぎ、流芯脇から訪れた。

走りのスピードは無いが、手前に寄せてからはパワフルで粘り強い。

上がって来たのはコンディション抜群のアメマス。やはり、厳冬期でも良い魚は流れに入っているようだ。

魚体を見ると、この時季に飛来するオオワシかオジロワシの爪から間一髪、逃れたのであろう、背中の傷跡が痛々しい。
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鷲の飛び立った跡、翼を広げると2mを超える

逞しいネイティブは力強く流れへと戻って行った。

フライはキールに巻いて使用している。通常のタイプに比べ、ゲイプ部分によるアンカー効果が薄れて緩い流れでも揺れ動く。失速による型崩れも多少は防げるのでは?と考えている。

秋~冬の釣りでも、浅場に居るシロザケをスレで掛けるようなロスをずいぶん回避できている。