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大増水

2007年6月1日、今年もまたサーモンを釣りにガウラへ。

ガウラ周辺は前日、今年最高気温を記録。加えて一日中豪雨が降り続け、川は雨と雪代で洪水寸前までふくれあがっていた。午前0時の解禁に、ロッドを持って川に立てた釣り人はほとんどいなかっただろう。

今年の5月、ガウラはほぼ平年並みの水位を記録していた。この間、サーモンが上流まで遡上できたのはたった3日間。川中に魚はいるが、あまりにも数が少ない・・といういつもの6月の定番。

夜半から減水を始めたガウラは見る見るうちに水位が落ち、午前6時頃にようやく釣りを開始した。まずはガウラ下流部、そしてブリッジプール・・と攻める。釣りのできるポイントはまだ少ない。もう少し、水が落ちないと・・。

手始めに大増水の定番、スティングレイ・ロングテールにST4の#4、DST タイプIV、VIで様子を見る。状況に合わせて次々に戦略を変えて行く。

早朝の気温は15℃、水温7℃。この時期にしてはかなり高い。気温が更に上昇すれば雪解けが進み、午後からまた水位が上がるだろう。このまま水温が上がれば、サーモンの遡上スピードも速くなるはずだ。

毎年、初日は今シーズンの状況を把握しつつ、幸運の一匹を手にする段取りなのだが・・・。