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期待

7日の昼、フロセットのゲージは遂に1mまで下がった。水温は上流で9度、下流で12度。フォスが開くかどうか、水温、水位、ともに微妙。

午前0時まで釣りをして、少なくとも本日、フォスは開かなかったと結論。残念。あともう一日、待とう。

下流のKVALは相変わらアングラーが張り付き、釣果を上げている。上流に魚が薄い今、KVALでサーモンを待つのが最善の策であることは言うまでもない。

KVALは去年からNFCのビートに加わった。去年は左岸だけだったが、今年は崖側の右岸も含まれ、左岸に3+1、右岸に2つのビートで構成される。左岸のトップと最下流はフリー・フォー・オールとして、NFCのアングラーに常時解放されている。右岸はハイウォーターでは釣りにならないが、ミッドウォーターからローウォーターで絶好のポイントとなりそうだ。

KVALをはじめ、下流の釣りは99%が「交通事故」頼みだ。変化の少ない流れをハイスピードで上ってくるサーモンを止めるのだが、最良の手はできる限りフライを流し続けること。それ以外にない。いつか必ず、サーモンはやって来る。

去年、KVALはこんなに釣れなかった。今シーズンはサーモンの遡上数が去年を遙かに上回っている。ハッピーなシーズンになりそうだ。

今日は上流のホームプールでフォスが開くのを待っている間に、マリーアンのブラックフェアリーに小さな80cmがかかった。

夕方に山沿いで雷雲が発生。雷が数時間鳴り響いた。果たして雨が降ったのか。降ったとすれば水位はどうなるか。運を天に任せ、今日は終了。

フォスで足止めを食っている大量のサーモンの中に、特大がいるのはよくわかっている。今はKVALでモンスターを待つより、フォスが開くのを待つ。じわじわと期待しつつ・・・。

80cm, Female
Fly: Black Fairy with ST4 #4
Line: DST-12-S Tyle II
Rod: KS SW 1712H
Reel: SU Salmon II Limited BURGUNDY
Temp W: 10℃
Temp A: 27℃
Weather: Fine