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MARY ANNE`S FISHING REPORT

今季最低水位更新・・・

水位はとうとう25cmを下回り、フライが流れるところはもうプールの頭しかなくなった。流れ込みに立って、10分もロッドを振れば、一流し終了。これを何回となく繰り返す。

サーモンが遡上してくれば、その狭い流れ込みを通過するわけで、誰でもフライが届くし、いつかは釣れる（初心者はこの方法で、いつかサーモンを手にすることができる！）。
水位は今季最低

しかし今、川を上がってくるサーモンの群は遂にグリルスとシートラウトばかりになってしまった。大物はもとより、サーモンを釣るなら、居着きを狙うしかない。が、この水では居着きが潜んでいるところにフライを流せない。
#8のフックを使っていると、グリルスを釣るのでさえ慎重になる。フレッシュのグリルスは飛んだり跳ねたり元気がよい。時には1メータージャンプも見せてくれる。

レジデントフィッシュ（居着き）を引っ張り出すテクニックは沢田賢一郎ならではで、これは是非お見せしたいのだが。

今朝は流れ込みでグリルスを一匹釣ってリリース。フライはグリーンワスプST3 #8。

沢田賢一郎によると、年によってよく釣れるフライが異なるという。水の色や量、濁り具合、水温など、様々な条件が重なって、その年のフライに収束していくのだろう。今年のヒットフライはグリーンワスプ、ブラックフェアリー、エムシュリンプ、ローズマリー・・・。
リリース直後のグリルス、まるで保護色

今日は朝からシトシト雨。気温も下がり、17度あった水温も、夜には多少は下がるだろう。できれば一晩で１メーター級の増水が欲しいところだが、毎日チェックしている天気予報で、今日の雨はライトレイン。

今朝のグリルスとのファイティング＆リリースシーンはムービーでどうぞ。
Green Wasp on ST3 #8

Ken caught 1 grilse and released in the morning with Green Wasp on ST3 #8. The river is very small now. There is a few good spot for the fly swinging. Ken usually hopes to catch a redident fish in July, but they are staying in the deep pool with no current. We have wait for the river rising up in this night.